
フードニュース 6月号
CLOSE UP製菓機械・包装機械特集:製造現場の課題解決へ、最新の製品・ 技術・システム提案加速。FOOMA展開催
目次
- 01 . 巻頭TOPIC①/第28 回 全国菓子大博覧会・北海道
- 02 . 巻頭TOPIC②/ブラックサンダー ワク⚡ザクファクトリー 有楽製菓
- 03 . 巻頭TOPIC③/人財活躍イノベーション 春日井製菓
- 04 . 【製菓機械・包装機械特集】製造現場の課題解決へ、最新の製品・ 技術・システム提案加速。FOOMA展開催
- 05 . 【経営者インタビュー】㈱マスダック 代表取締役会長 増田文治 氏/大森機械工業㈱ 代表取締役社長 CEO 大森利夫 氏/三和建設㈱ 執行役員「RiSOKO」「HuePLUS」ブランドマネージャー 松本孝文 氏
- 06 . 【最新トレンド製品】マスダック/飯田製作所/光陽機械製作所/大森機械工業/テンチ産業/古川製作所/フジキカイ/東京自働機械製作所/イシダ
- 07 . 【決算・展望/2025年3月期決算】明治HD/森永製菓/カルビー/ブルボン/亀田製菓/井村屋グループ/岩塚製菓/名糖産業/湖池屋 【決算記者会見】明治HD/三菱食品
- 08 . 【総会/理事会報告】ARISTA 山星屋プロス会/全日本菓子工業協組合連合会/全国ビスケット協会/全国米菓工業組合/日本食品機械工業会/全国飴菓子工業協同組合/DAGASHIで世界を笑顔にする会
- 09 . 【TOPIC】亀田製菓/カルビー・森永製菓/栗山米菓/日本ケロッグ
- 10 . 国内ニュース/国内の新製品/海外ニュース/海外の新製品
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巻頭TOPIC①/第28 回 全国菓子大博覧会・北海道
全国銘菓と工芸菓子、伝統の技が競演
8年ぶりの菓子博、盛況のうちに幕
4年に1度の祭典「全国菓子大博覧会」が北海道・旭川で開かれ、全国から集まった銘菓や工芸菓子が人々を魅了した。
「第28回全国菓子大博覧会・北海道」(愛称:あさひかわ菓子博2025、主催:第28回全国菓子大博覧会・北海道 実行委員会)が5月30日~6月15日、北海道旭川市内で開催された。メイン会場の道北アークス大雪アリーナでは、テーマに応じて複数の展示を展開。砂糖や飴細工などで精巧に仕上げた作品約90点が並ぶ「工芸菓子展示」、全国から約1200品の審査申込があった菓子の中から、名誉総裁賞や内閣総理大臣賞などを受賞した作品を集めた「審査受賞作品展示」、さらに明治やロッテ、カルビーなど大手菓子メーカー7社による体験型パビリオンなどが設けられ、多彩な企画で来場者を楽しませた。
開催前日に行われた内覧会や、初日の開会式の様子を中心にレポートする、、、(以降、詳しくは本誌で)。 -
製菓機械・包装機械特集
製造現場の課題解決へ、最新の製品・
技術・システム提案加速。FOOMA展開催
(一社)日本食品機械工業会(所在地東京都 大川原行雄会長)は6月10日~13日の4日間、東京ビッグサイト東展示棟全館で、世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2025」を開催した。
菓子業界をはじめとする食品製造現場では、安全・安心な食品の提供はもとより、労働力確保、生産性向上、省力化・自動化、食のグローバル化、食物ロス削減、地球環境への負荷軽減など、様々な課題への対応が求められている。
そうした中、「FOOMA JAPAN 2025」は“Touch FOOMA, Taste the Future”をテーマに開催。次世代の食品製造の可能性に触れ、その未来を味わうことをコンセプトに、最先端技術と斬新かつ独自性のあるアイデアなどが融合する体験型展示会としての側面を強化した、、、(以降、詳しくは本誌で)。 -
決算・展望/ 2025 年3 月期決算・上場菓子メーカーの新時代現在地
2年連続で「増収・増益」一色も
価格改定効果の継続不透明
2025年3月期の主要上場製菓企業の決算では、本企画で掲載する9社すべてが「増収・増益」で着地。原材料費やエネルギーコスト等の上昇が続くものの、価格改定効果を主要因に、売上・利益ともに増加した。
一方で相次ぐ値上げに消費者の疲弊感も強まっており、"値上げバブル"はいつ弾けてもおかしくない状況だ。また、慢性的な人手不足による欠品問題も顕在化しており、短期間での解決が難しい問題だけに、的確で迅速な対応が求められている。利益面での好調もあり、経営体質が強化されつつある今こそ、自社ブランドの強化による価値提供と、エンゲージメント向上に期待したい、、、(以降、詳しくは本誌で)。