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フードニュース 2025年 2月号

CLOSE UP特集1/“消費の2極化”捉え、5年連続成長謳歌のビスケット 特集2 /底堅い需要も伸び鈍化傾向のスナック。ブランド再強化、新領域開拓が再成長のカギ

目次

  • 01 . 特集1/“消費の2極化”捉え、5年連続成長謳歌のビスケット
  • 02 . 【トップインタビュー】ヤマザキビスケット ㈱ 代表取締役社長 飯島茂彰 氏/ ㈱ギンビス 代表取締役社長 宮本周治 氏 /㈱ちぼりホールディングス 代表取締役社長 兼 CEO 樋口太泉 氏 /イトウ製菓㈱ 代表取締役社長 山崎敬介 氏
  • 03 . 【新製品&戦略】 日清シスコ /【第5回ビスケットアカデミー賞】お菓子と、わたし
  • 04 . 【第5回ビスケットアカデミー賞】
  • 05 . 特集2 /底堅い需要も伸び鈍化傾向のスナック。ブランド再強化、新領域開拓が再成長のカギ
  • 06 . 【トップインタビュー】 ㈱おやつカンパニー 代表取締役社長 横山正志 氏 /ジャパンフリトレー㈱ 代表取締役会長 兼 社長 石辺秀規 氏
  • 07 . 【新製品&戦略】 カルビー/ 湖池屋
  • 08 . 【巻頭TOPIC①】ISM速報レポート ISM ケルン国際菓子専門見本市2025 【 巻頭TOPIC②】人材活躍イノベーション 春日井製菓
  • 09 . 【決算/新中期経営計画発表会】カンロ
  • 10 . 【賀詞交歓会レポート】 明治/日本スナック・シリアルフーズ協会/日本製パン製菓機械工業会/日本食品機械工業会/精糖工業会/中部包装食品機械工業会
  • 特集1/“消費の2極化”捉え、5年連続成長謳歌のビスケット

    食べ応えと喫食機会の多さでコスパ評価
    備蓄需要も後押し、成長の基盤強固に

     相次ぐ値上げにより、市場の縮小が心配されたビスケットカテゴリーだが、販売金額は5連連続伸長を果たし、生産数量も微減に留めた。“消費の2極化”を捉えた施策が奏効したほか、備蓄需要、喫食機会の増加にも同カテゴリーならではの価値訴求が進んだ。新商品展開にも光が射し、さらなる成長を窺う同カテゴリーの現状と課題をレポートする(、、、以降詳しくは本誌で)。

  • 特集2 /底堅い需要も伸び鈍化傾向のスナック。ブランド再強化、新領域開拓が再成長のカギ

    24年スナック市場、4000億円突破
    一方で、“買い控え”の動きも顕在化

     インテージSRI+データによると、2024年の「スナック」カテゴリーの販売金額は4173億円。対前年比は104.6%となり、2023年の同111.4%と比べ伸びが鈍化した。月別では2024年12月が同99.5%となり、それまで30カ月連続で前年同月を上回った記録にも足踏みがみられた。それでも、スナックメーカー各社のブランド戦略や新商品開発、マーケティング施策等のたゆまぬ努力により、菓子カテゴリーNo.1の「チョコレート」(同4374億円)に迫る勢いを保っており、流通菓子市場を牽引する頼れる存在に大きな期待が寄せられている(、、、以降、詳しくは本誌で)。

  • 【決算/新中期経営計画発表会】カンロ

    2024年度過去最高の売上高・利益達成
    新中計、グミ・米国事業を成長ドライバーに

     カンロ㈱(本社東京 村田哲也社長 CEO)は2月7日、「2024年決算・新中期経営計画発表会」を開催した。2024年度決算(1~12月期)は売上高、利益ともに大きく伸長し、過去最高を更新した。
     このほか、発表会では新たな長期ビジョン「Kanro Vision 2.0」と、同ビジョンの実現に向けて策定した2030年までを計画期間とする「中期経営計画2030」を発表した。国内グミ事業のさらなる成長を目指し、新設グミラインを整備し、グミ生産能力を増強することや、大きなグミ市場規模を有する米国に本格参入する方針を示した(、、、以降、詳しくは本誌で)。