新春特集Ⅰ／成熟成長基盤を深耕する日本菓子産業

総合志向から差異力と専門性を育成開発する時代

日本菓子産業は暦年で数え、平成27年度（2015年度）で戦後70年の歴史を刻んだ。この長い時間堆積は、先進国の技術学習を絡めながら、その水準向上に取組み、世界トップレベルへの道程を歩み、新たな先進国への仲間入りを果たしたと言ってよい。いわば、〈成熟産業〉への様相を濃厚にしつつある、、、（以降、詳しくは本誌で）
 

新春特集Ⅱ／2極性進捗と菓子卸業の未来

リテールサポート機能精度が存在価値を左右する時代〜地域卸の家業体質脱却がカギ〜

菓子卸業のこの1年は、菓子専業卸トップ規模の山星屋に対し、親会社・丸紅と大手食品卸・国分との接捗による出資（20％）が合意され、また地域卸・植嶋の加藤産業子会社化といった新たな展開はあったものの、全体的に大きな破綻・淘汰は発生しなかった。しかし、一方では組織小売業のさらなる広域化と再編などを背景に、口座帳合いの変動が継続し全国卸と地域卸の規模格差は着実に進捗傾向をたどっている、、、（以降、詳しくは本誌で）

小売業業態展望／オール小売業界再編への動き

かつて小売業の流通革命を主導してきたダイエーの名前が消える。当時にしてみればGMS,食品スーパー、CVS、外食チェーンを束ね全国展開、いまとなっては当たり前のような話を、1970,80年代には実現していたのが他ならぬダイエーだった。ダイエーがイオングループ100％子会社になり、京阪神と首都圏限定の食品スーパーマーケット事業だけに集約、店舗名自体もいずれなくなる、、、（以降、詳しくは本誌で）