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フードニュース 2020年 12月号

CLOSE UP20−21年 日本菓子産業の回顧と提言

目次

  • 01 . [抜粋・テーマレポート]コロナ禍苦境下、未来へ継ぐ「本質的革新」投資を
  • 02 . 流通製菓・菓子卸業ランキング
  • 03 . 上場製菓/関連企業決算概要
  • 04 . 菓子・米菓・ビスケットメーカー(売上高/純利益額)
  • 05 . 1世帯当たり月別の菓子支出金額
  • 06 . 菓子の生産数量・生産金額及び小売金額
  • 07 . カテゴリー別生産量(チョコレート/ビスケット/米菓/スナック)
  • 08 . 菓子輸入通関・品目別国別実績表/2019年(1月〜12月)/2020年(1月~6月)
  • 09 . 決算報告 芥川製菓
  • 10 . TOPIC 湖池屋/熊本に新工場設立し、流通体制合理化へ
  • コロナ禍苦境下、未来へ継ぐ「本質的革新」投資を

    現時点で2020歴年はまだ過ぎ去っていないが、この1年は世界が現在から未来にかけて、根元的な苦衷と対応を強いられ、歴史上最大の共通記憶として刻み込まれていくだろう。

    規模と領域において、過去の蔓延疫病をはるかに凌ぐ新型肺炎・コロナの止まらない大流行である。この疫災自体の今後推移については、その専門筋に委ねるが、本誌も<フードニュース・秋季特集号(10月号)に置いて、日本の菓子産業が被っている影響と関連企業が発信している新環境への対策について多角的に特集した…(以降、詳しくは本誌で)

  • コロナ禍苦境下、未来へ継ぐ「本質的革新」投資を~ニューブランド/成熟打開へスタートアップ世紀

    日本の菓子産業と企業は、戦後1950年前後を出発時期にし、先進国に引き離された製菓技術の導入とレベルアップに全力的に傾注し、海外メジャー企業からは、部分的モノマネ視される時代も介在したわけだが、それから約70年が経過した現在、基本技術において欧米水準に達しているだけでなく、そうした自信や一部オリジナル技術領域をベースに、この10年間程だが、海外事業でも成果を生む段階まで進捗してきた現実については改めて強調するまでもないだろう…(以降、詳しくは本誌で)

  • 決算報告/芥川製菓

    2020年6月期は減収減益で着地
    チョコ需要期へオンライン商品拡充

    芥川製菓㈱(本社東京 芥川仁史社長)の2020年6月期実績は、減収減益で着地した。同社は例年、業績説明会を実施していたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から今年は開催を中止し、書面で発表した。

    同社によると、新型コロナ感染症拡大により、観光土産品商材の大幅な落ち込みや、春先好例のイベント開催回数の半減が同時実績の主な要因…(以降、詳しくは本誌で)