
フードニュース 2026年 新年特集号
CLOSE UP新春特集/消費の2極化を好機と捉え、菓子の価値向上、加速。次の局面へ
目次
- 01 . 2026年版 日本流通製菓企業 売上高ランキング50社
- 02 . 新春特集/ 消費の2極化を好機と捉え、菓子の価値向上、加速。 次の局面へ
- 03 . 【新春トップインタビュー(メーカー)】㈱ロッテ 代表取締役社長執行役員 中島英樹 氏/江崎グリコ㈱ 代表取締役会長 江崎勝久 氏/㈱ブルボン 代表取締役社長 吉田匡慶 氏/㈱不二家 代表取締役社長 河村宣行 氏/井村屋㈱ 代表取締役社長 岩本 康 氏
- 04 . 【新春トップインタビュー(卸業)】㈱山星屋 代表取締役社長執行役員 猪 忠孝 氏/㈱髙山 代表取締役社長 髙山時光 氏
- 05 . 【年頭所感(メーカー・卸業)】株式会社明治 代表取締役社長 八尾文二郎/森永製菓株式会社 代表取締役社長 COO 森 信也/ネスレ日本株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 深谷龍彦/三菱食品株式会社 代表取締役社長 京谷 裕
- 06 . 【年頭所感(業界団体)】全日本菓子協会 会長 太田栄二郎/全日本菓子輸出促進協議会 理事長 小髙愛二郎/全国菓子卸商業組合連合会 理事長 戸澤 亨/全国ビスケット協会 会長 吉田 康/全国米菓工業組合 理事長 星野一郎/日本チョコレート・ココア協会 会長 八尾文二郎/全国飴菓子工業協同組合 理事長 上田 豊/全国油菓工業協同組合 理事長 山脇正隆/全日本菓子工業協同組合連合会 理事長 小髙愛二郎/日本製パン製菓機械工業会 理事長 梶原秀浩/日本食品機械工業会 会長 大川原行雄/日本包装機械工業会 会長 伊早坂 嗣/中部包装食品機械工業会 会長 生田涌希/DAGASHI で世界を笑顔にする会 代表理事 秋山秀行
- 07 . 【中間決算 企業別動向と展望】明治ホールディングス/森永製菓/ロッテ/江崎グリコ/カルビー/ ブルボン/亀田製菓/井村屋グループ/岩塚製菓/ meito / ハウス食品グループ本社
- 08 . 主要製菓企業 売上高および純利益(ランキング50社企業を除く)
- 09 . 2026年版 菓子卸売上高ランキング
- 10 . 2026年版 全国小売業売上高ランキング
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2026年版 日本流通製菓企業 売上高ランキング50社
1位から10位までは以下の通り
1.明治ホールディングス株式会社
2.株式会社ロッテ
3.江崎グリコ株式会社
4.カルビー株式会社
5.森永製菓株式会社
6.アサヒグループ食品株式会社
7.株式会社ブルボン
8.株式会社不二家
9.亀田製菓株式会社
10.株式会社湖池屋
売上高、決算期、11位以下などの詳細は本誌で。
※売上データの出所:TDB企業情報、各社決算短信、各社HP等。一部推計を含む -
【新春特集】消費の 2 極化を好機と捉え、菓子の価値向上、加速。次の局面へ
菓子市場、値上げ効果で2兆円に迫る。節約志向を超える価値競争本格化
■2025年・菓子販売金額データの主要 TOPIC
①菓子の販売金額は1兆 9302 億円に
②シェア No.1 は依然チョコレート
次世代商品やカカオ代替も話題さらう
③食事代替の波に乗り、クッキー大躍進
④グミ、初のハードキャンディ超え
⑤タブレットの 2 ケタ伸長、3 年連続に
⑥ DgS、HC の躍進継続。一大勢力に
「2026年版 日本流通製菓企業 売上高ランキング50社」では、明治HD、ロッテ、江崎グリコ、カルビー、森永製菓、アサヒグループ食品、ブルボン、不二家、亀田製菓の9社が、売上高1000億円以上達成。ベスト10をキープした湖池屋も、600億円台に迫る勢いをみせている。変わらぬ存在感を発揮するリーディングカンパニーに続く中堅・中小企業も、独自の個性を体現して菓子売上の伸長に貢献するなど、菓子業界の成長基盤は強固といえる。
本稿で紹介するインテージによる2025年1月~12月の菓子販売金額(P.72~73参照)は、前年より1201億円増(対前年比106.6%)の1兆9302億円と、2兆円の大台を視界に捉えた。
2024年に続き、一部のサブカテゴリーを除く全てのカテゴリーで前年増となっており、なかでも「タブレット」と「グミ」が2ケタ伸長を継続する「キャンディ」(3754億円、同109.2%、シェア19.5%)と、食事代替需要に後押しされ「クッキー」と「パイ」が2ケタ伸長となった「ビスケット&クラッカー」(2910億円、同109.3%、シェア15.1%)が、2025年を象徴する成長カテゴリーとなった。
菓子市場全体での販売金額の増加は、コストプッシュ型の値上げによるところが大きいが、インテージの分析によると、「約25%のシェアを占める『チョコレート』では急激な値上がりによる買い控えが見られるものの、『キャンディ』『ビスケット&クラッカー』『玩具メーカー菓子』は販売数量も堅調に推移した」という、、、(以降、詳しくは本誌で)。 -
2026年版 菓子卸売上高ランキング
全国大手の業績拡大を軸に進む。菓子卸業、再編と変革の局面へ
2025年の菓子卸売業は、原材料高騰や物流コスト上昇といった逆風の中にありながら、需要の底堅さを背景に、全体として堅調な成長を示した。食品全般で値上げが続く中、菓子は価格改定の幅が比較的抑えられ、嗜好性とコストパフォーマンスを兼ね備えたカテゴリーとして再評価され、流通を支える菓子卸の存在感も一段と高まった年といえる。
本誌ではTDB企業情報に加えて、本誌調査・まとめによる「菓子卸売上高上位ランキング」を掲載し、売上高50億円以上の企業を基準に、純利益も付記している(営業利益・経常利益を公表している企業もあるがここでは集計上、純利益で統一)。
ランキング上位を占める大手全国卸4社は、いずれも前年を上回る実績となった。三菱食品㈱の菓子売上高は3013億円(対前年比114.2%)と2ケタ成長を記録し、幅広い商品群と全国規模の物流網を活かした安定的な供給体制が奏功した。菓子専業卸の㈱山星屋は売上高3548億円(同106.8%)と引き続き業界トップクラスの規模を維持し、専業ならではの商品提案力と売場支援機能が強みとなっている。コンフェックス㈱は売上高2920億円(同110.0%)と高い伸び率を示し、グループ力を背景とした事業基盤の強化が進んだ。㈱髙山も売上高2310億円(同106.2%)と堅調に推移し、地域密着と全国対応を両立させた事業展開が高く評価された、、、(以降、詳しくは本誌で)。

