特別企画／日本菓子の産業のレベルアップと再技術革新

プレミアムとヘルシー融合でブランド力強化

厳密な区切りではないが、1世紀（ミレニアム）を10年単位で把握する時、21世紀も“第2期”の渦中に突入している判断が可能であり、この時代環境の特性を直視し分析することから出発するのが重要だろう。つまり21世紀第2期がそれ以前と対比して、日本菓子市場の際立つ特性、異質性とは何かの検証であるが、この本質的要素について本誌が近年たどってきたように、冒頭まとめておくと、次の菓子産業、、消費構造の変化変貌があげられる思われる、、、（以降、詳しくは本誌で）

特別企画／ピックアップ・ブランド編

菓子の健康性が新消費創出を惹き出す“火付役”はチョコレート領域・ハイカカオ路線であるのは改めて強調するまでもないが、カカオ成分自体の効能性だけでなく、いわばサプリメント的素材を使用した〈乳製品付加菓子〉が健康価値として台頭し、“明確な消費創造”に直結していると判断されるのは上記総展望で触れた通りである。そしてこの素材は過去キャンディ分野などで一部展開されてはいたものの、近年自立色を発揮し新注視の嚆矢的存在となったのが、ロッテ乳酸菌ショコラだ、、、（以降、詳しくは本誌で）

TOPIC／春日井「キシリクリスタル」ブランド　モンデリーズより製造・販売権の取得合意

春日井製菓㈱（本社愛知　春日井康仁社長）は、このたび、モンデリーズ・ジャパン株式会社（本社：東京都　辺丙三社長）から「キシリクリスタル」ブランドの製造・販売権を取得することに合意した旨を発表した。2018年2月（予定）から、Kasugaiブランドのキャンディとして出荷。「キシリクリスタル」ブランドは、Kasugaiグループのキャンディとして、新たなスタートを切ることとなった、、、（以降、詳しくは本誌で）