
フードニュース 2021年 2月号
CLOSE UPビスケット消費の底上げとニューライフスタイル
目次
- 01 . 特集Ⅰ/ビスケット消費の底上げとニューライフスタイル
- 02 . <2020年-2021年>インドアでのトップ主食性格の位置づけへ
- 03 . トップインタビュー ヤマザキビスケット㈱ 代表取締役社長 飯島茂彰氏
- 04 . トップインタビュー ㈱ギンビス 代表取締役社長 宮本周治氏
- 05 . トップインタビュー ㈱ちぼりホールディングス 代表取締役社長 兼 CEO 樋口太泉氏
- 06 . トップインタビュー 竹田本社㈱ 代表取締役 竹田幸生氏
- 07 . 2021春夏新製品&戦略/日清シスコ 「ごろグラ」市場水準上回る好調
- 08 . 特集Ⅱ/スナック菓子の昨年動向と2021年展望
- 09 . トップインタビュー カルビー㈱ 代表取締役社長 兼 CEO 伊藤秀二氏
- 10 . ハイカカオチョコレート最前線 カカオ含有量、カカオポリフェノール量とその訴求度を比較
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特集Ⅰ/ビスケット消費の底上げとニューライフスタイル
日本におけるビスケット生産及び消費構図は、商品ジャンル別の動静変化を伴いながらも、大筋での変動は少なく、トータル規模で若干のアップダウンを繰り返しているように思われる。いわゆる別分類されている”焼菓子”との線引きは、技術的に厄介な部分もあるに違いないが、ビスケット協会メンバーを基盤にした年間生産量は、25-26万トン、生産金額3千億円未満の、比較的安定した主要菓子カテゴリーだろう、、、(以降、詳しくは本誌で)
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2021春夏新製品&戦略/日清シスコ 「ごろグラ」市場水準上回る好調
日清シスコ㈱(本社東京 豊留昭浩社長)は、コロナ禍の巣ごもり需要によるビスケット、シリアル市場の伸長を背景に、2020年4-12月期は前年比115%と、好調な実績を示した。同様に需要が大幅に拡大したスナックなど、他カテゴリーが落ち着きを取り戻して以降も、シリアル市場は好推移を継続。同社は2020年7月から生産能力を5割増強して需要拡大に対応するなど、供給体制を盤石にしてシリアルブームの再燃を盛り上げる、、、(以降、詳しくは本誌で)
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特集Ⅱ/スナック菓子の昨年動向と2021年展望
2020年の菓子業界におけるカテゴリー別動向をみたとき、伸長率と話題性、コロナ禍という特殊環境下での変化と創造という観点から、最も業界をリードしているといっても過言ではないのがスナック菓子分野である。
新型コロナウイルス感染症が拡大する以前から、現代社会でのスナックの在り方を模索し続ける各社の取り組みが開花したという側面は多分にあるが、自粛生活の長期化やテレワークの普及拡大などを背景とした生活者のスタイルの変化と心情に寄り沿い、ニーズのマッチングを図った製品展開やプロモーションは、群を抜いて目立っている、、、(以降、詳しくは本誌で)
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ハイカカオチョコレート最前線 カカオ含有量、カカオポリフェノール量とその訴求度を比較
健康志向競争の白熱化に加え、味わい、食べやすさ訴求の打ち出し強まる
本誌新年号で掲載したインテージSRI+データによると、ハイカカオチョコレート(大袋タイプ)の昨年の販売額は前年比144.6%と大きく伸長。ここ数年来行われてきたハイカカオチョコレートの習慣化訴求と、コロナ禍における健康志向がシンクロする形での伸長といえるだろう、、、(以降、詳しくは本誌で)