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フードニュース 2022年10月号

CLOSE UP特集1:和菓子・新潮流。斬新発想で新価値創造 特集2:ブランド強化・販路拡大・・・「ロングセラー菓子」新施策 

目次

  • 01 . 特集1:和菓子・新潮流/プロローグ 斬新な発想で新しい価値を開発。現状克服し、和菓子“復活”目指す
  • 02 . 和菓子・新潮流/井村屋:時代と共振する商品開発で和菓子復活目指す。お酒×あんこの画期的新商品も
  • 03 . 和菓子・新潮流/山崎製パン: 和菓子のチャレンジ施策が早くも好結果。独自技術活用し、ネクスト和菓子へ
  • 04 . 和菓子・新潮流/榮太樓總本鋪:伝統文化継承担い、身近な和菓子開発。ブランディング強化し、次世代顧客開拓
  • 05 . 和菓子・新潮流/杉本屋製菓:和菓子の「味わい」と「多幸感」に再注目。複合食感の新商品開発にも果敢に挑戦/米屋:「なごみの米屋」と一般流通卸の両輪経営。地域密着土台に、顧客と販路の拡大へ/ でん六: 創業以来培った技術とノウハウ駆使。全世代が受け入れる和菓子を開発/丸井スズキ・日本橋錦豊琳:固定客重視しつつ新規顧客開拓急務。伝統と新規の味をバランスよく提案/コンフェックス・クリート:若年層向けにデザイン&サイズ再考。Z世代向けの新鮮・斬新な商品開発も
  • 06 . 特集2:「ロングセラー菓子」新施策/ブランド強化・販路拡大・コラボ・地元密着等、低価格帯お菓子の個性活かした施策を展開
  • 07 . 「ロングセラー菓子」新施策/オリオン:販売チャネル拡大し過去最高売上更新 ブランド力強化し、100年売れる商品を/チーリン製菓:地域密着型施策を展開、直販ルートを第3の柱に。新たな価値の提供も/コリス:子どもを笑顔にするお菓子作りを継続。購買層拡大、売場の新展開にも成果/カクダイ製菓:新業態の生ラムネ専門店展開し 大人世代取り込む。今期売上も好調/ 中野物産: “100年後も残したい”とユーザー支持 。「都こんぶ」の伝統を糧に、試行錯誤継続/パイン:約70商品が実現したコラボ企画力。知名度向上に加え、大ヒット商品も/DAGASHIで世界を笑顔にする会: Twitter発信でだがしの価値認知拡大。リアルイベント絡め、感動体験届ける
  • 08 . 「ロングセラー菓子」新施策/有楽製菓:年間累計出荷金額(※)100億円突破。 「ブラックサンダー」の成長、進化継続/チロルチョコ: 「チロルチョコ」発売60周年、進化継続中。 ユーザーと共に歩み、ブランド価値高める/おやつカンパニー :「おやつの常識を超える」施策を展開 。「ベビースター」ブランドの価値訴求 ※2021年8月-2022年7月自社出荷金額 「ブラックサンダー」シリーズのみ。観光土産品を除く
  • 09 . 【秋季新製品、注力製品&戦略】UHA味覚糖/ライオン菓子/岩塚製菓/黄金糖
  • 10 . 【TOPIC】明治/森永製菓/カルビー/カンロ/有楽製菓/ギンビス/クラシエフーズ
  • 和菓子・新潮流/プロローグ 斬新な発想で新しい価値を開発。現状克服し、和菓子“復活”目指す

    近年、生産数量、生産金額、小売金額ともに「ほぼ横ばい」で推移していた和菓子カテゴリー。しかし、次ページに掲載した全日本菓子協会(ANKA)の表からも読み取れるように、コロナ禍の2020年(令和2年)には、3つの数値がともに前年比80%台半ばまで落ち込んでいる。翌2021年には持ち直してきているものの、コロナ禍前のレベルには戻っていない。

    旧来の和菓子概念を覆す新機軸続々

    こうした和菓子市場の課題に、各メーカーはどのような手を打っているのか。和菓子活性化には①健康志向、②和と洋の融合、③冷凍技術の活用、④若年層の取り込み の4つの軸による新しい価値の創造が急務となっており、各社施策によるヒット商品の誕生が、市場に新風を吹き込む好例も生まれている、、、(以降、詳しくは本誌で)

  • 和菓子・新潮流/井村屋 時代と共振する商品開発で和菓子復活 目指す。お酒×あんこの画期的新商品も

    食品、冷菓、点心・デリ、デイリーチルドなど、多数の事業を展開している井村屋㈱(本社三重 岩本 康社長)。その和菓子カテゴリー(2022年3月期の売上は対前年比101.2%、2023年3月期第1四半期は同105.3%)において、同社は健康志向を筆頭に、和と洋の融合や冷凍技術の活用、喫食機会の増加への対応、利便性の追求など、生活者の嗜好やライフスタイルの変化を捉えた、テーマ性のある商品開発を時代に先駆けて実践し、新潮流の和菓子市場を牽引している、、、(以降、詳しくは本誌で)。

  • 「ロングセラー菓子」新施策/ブランド強化・販路拡大・コラボ・地元密着等低価格帯お菓子の個性活かした施策を展開

    長年に渡り子どもたちに愛されてきた、駄菓子を中心とした低価格帯のロングセラー菓子は、近年、「昭和レトロブーム」や「駄菓子ブーム」が追い風となり、また、「癒し」や「懐かしさ」といった情緒的な価値が再評価され、大人世代による購入も増加し、人気が高まっている。
    本特集では、ロングセラー菓子を発売し続けている、オリオン、チーリン製菓、コリス、カクダイ製菓、中野物産、パイン、有楽製菓、チロルチョコ、おやつカンパニー、の9社に取材を行い、各社のロングセラー菓子のこれまでの歩みと、近年の社会情勢変化等も踏まえ、独自に新たに展開する新施策について話を聞いた。また、(一社)DAGASHIで世界を笑顔にする会が、若年層の取り込み等に向けて実施するSNS施策について聞き、今後の方向性を探った、、、(以降、詳しくは本誌で)。