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フードニュース 2023年2月号

CLOSE UP特集1/連続売上伸長は3年を達成。底堅く進化続ける「ビスケットカテゴリー」 特集2/スナックカテゴリー上向き局面に。新しい素材と価値・機能の提案に期待

目次

  • 01 . 特集1/連続売上伸長は3年を達成。底堅く進化続ける「ビスケットカテゴリー」
  • 02 . 【トップインタビュー】 ヤマザキビスケット㈱ 代表取締役社長 飯島茂彰 氏/㈱ギンビス 代表取締役社長 宮本周治 氏/㈱ちぼりホールディングス 代表取締役社長 兼 CEO 樋口太泉氏/イトウ製菓㈱ 代表取締役社長 山崎敬介 氏
  • 03 . 【新製品&戦略】 日清シスコ
  • 04 . 特集2/スナックカテゴリー上向き局面に。新しい素材と価値・機能の提案に期待
  • 05 . 【トップインタビュー】 ㈱おやつカンパニー 代表取締役社長 手島文雄 氏
  • 06 . 【新製品&戦略】 カルビー/ 湖池屋
  • 07 . 新しい喫食提案/ポテトチップスとワインのマリアージュ
  • 08 . 調査とイベント傾向から読み解くバレンタイン考察
  • 09 . 【事業方針説明会 】アサヒグループ食品・
  • 10 . 【決算/事業発表会 】カンロ
  • 特集1/連続売上伸長は3年を達成。底堅く進化続ける「ビスケットカテゴリー」

    ヒット作誕生し、健康ジャンル成長期待。主力ブランド健在、若年層開拓加速

     昨年は3年連続で売上が伸長した「ビスケットカテゴリー」。カテゴリー全体ではイエナカ需要が落ち着いてきても、喫食機会増加の定着化や、行楽需要の回復等により、底堅い売上を確保した。一方で販売数量の減少が指摘され、値上げによる消費の落ち込みが懸念されている。
     こうして今年の「ビスケットカテゴリー市場」は、拡大と縮小のどちらに転ぶか、予断を許さない状況となっている。本特集では、昨年の売上動向分析から始め、好調な売上を継続するための各社の取り組みと、未来を見据えた成長戦略をレポートする、、、(以降、詳しくは本誌で)。

  • 特集2/スナックカテゴリー上向き局面に。新しい素材と価値・機能の提案に期待

    多様な素材の活用が本格化。新しい生活様式への施策着々

     昨年は流通菓子市場全体が対前年比「微増」で推移する中、スナックカテゴリーは同104.4%と力強い回復傾向を見せ始めている。コロナ禍で確立された新しい生活様式によって定着した「家飲み志向」や、行動規制の緩和に伴って活発になってきた外出需要などが好影響をもたらしている部分もあるが、一方では、エネルギーや原材料費の高騰、物流の不安定化といった課題もある。
     各社ともこれらの課題に正対し、価格や内容量の改定を相次いで行ったことから、数量ベースでは縮小したものの、単価の上昇に伴い、販売金額は前年超えを達成している。また、期間・数量・チャネル限定のフレーバー展開や食べ切りサイズ等の形態バリエーション拡大、SDGsを視野に入れた新素材による製品開発、さらには機能性の付加や喫食機会の増加を促す施策まで、次なる成長の“種蒔き”も活発に行われている、、、(以降、詳しくは本誌で)。