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フードニュース 2024年 5月号 

CLOSE UP国際菓子特集 ①現地取材レポート・ ISM ケルン国際菓子専門見本市 2024 ②輸入菓子・高コスト時代の新成長戦略

目次

  • 01 . 【国際菓子特集①】現地取材レポート・ ISM ケルン国際菓子専門見本市 2024 ■展示会概要■新製品ショーケース「イノベーショントップ3 ■注目製品・出展ブース取材■「2024年トップ10トレンド」イノーバ社プレゼンテーション■JAPAN TACOMブースに5社出展
  • 02 . 【国際菓子特集②】輸入菓子・高コスト時代の新成長戦略
  • 03 . 【財務省貿易統計】2023年輸入
  • 04 . 【輸入菓子インポーターインタビュー】 キタノ商事㈱ 代表取締役社長 木村谷 和宏 氏/㈱巴商事 マーケティング部部長 遠藤康行 氏/ハワイアンホースト・ジャパン㈱ 代表取締役 アール クリス 氏・上級副社長 村田英嘉 氏/ミクシオマーケティング㈱ 代表取締役社長 斉之平 一隆 氏
  • 05 . 【輸入菓子:新製品&戦略】三菱食品(ハリボー、リンツほか)/モントワール(マクビティ、ボノボンほか)/クリート(エルバン、エバーデリシャスほか)/国分グループ本社(トニーズチョコロンリーほか)
  • 06 . 【2024 バレンタイン/各社動向分析】明治/森永製菓/ロッテ/有楽製菓/芥川製菓
  • 07 . 【展示会レポート 】2024 中部パック/ISM Japan 2024
  • 08 . 【新製品&戦略】フルタ製菓
  • 09 . 【TOPIC】■森永製菓/「inゼリー」ブランド ■国分グループ/2024年度方針説明会 ■FOOMA JAPAN 2024/開催概要記者発表会 ■カルビー/「かっぱえびせん」60周年イベント ■ロッテ/「Smart Habit」始動 ■三和建設/「ゼネコンがつくった4Kしおゼリー」
  • 10 . 国内ニュース/国内の新製品/海外ニュース/海外の新製品
  • 【国際菓子特集①】現地取材レポート・ ISM ケルン国際菓子専門見本市 2024

    深化・発展・派生するトレンド。世界各国から最先端の製品集結

     国際的な菓子専門の展示会として世界最大規模を誇る「ISM ケルン 国際菓子専門見本市2024」(主催・KoelnmesseGmbH(ケルンメッセ社)。以下、ISM2024)が1月28日~31日の期間、ドイツ・ケルン市のケルンメッセで開催された。
     同展は2020年に節目となる50年目を迎えたが、2021年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止。2022年は限定的な規模で開催、昨年は開催時期を延長し、4月下旬の開催となっていた。今年は例年通り(1月末~2月初旬)の開催となり、74カ国から1427社の出展、140カ国以上から約3万人が来場し、世界中のメーカー・バイヤーなど多くの関係者で賑わいをみせていた。
     本レポートでは、深化するサステナビリティの取り組み、また、こだわりの製法を活用した革新的な新製品や、健康価値を訴求した製品を展示する企業ブースの取材、セミナー等を通じて、グローバルな菓子業界のトレンドについて考察する、、、(以降、詳しくは本誌で)。

  • 【国際菓子特集②】輸入菓子・高コスト時代の新成長戦略

    大衆化と高付加価値訴求の両輪で市場拡大へ。新興国菓子にも期待

     原材料、エネルギー、物流の各コストが未曾有の上昇を見せる中、歴史的円安が追い打ちをかけ、未体験の厳しさにさらされた輸入菓子市場。各インポーター・ブランドともに価格転嫁が奏効し、一定の売上を確保できたものの、利益面での苦戦が足元を不安定にしている。
     そうした状況下にあっても、世界的なブランド力を持つ商品の安定感や、新しい価値体験に貪欲なバイヤーやユーザーの支持により、従来の専門店はもとより、SM、DgS、100円均一ショップ等、低価格帯のチャネルでも国内メーカー商品と対等に渡り合える力を発揮している。
     今年は昨年以上に新商品の登場に活気が見られ、高コストを前提とした新たな成長戦略にも期待が集まる、、、(以降、詳しくは本誌で)。

  • 【2024 バレンタイン/各社動向分析】明治/森永製菓/ロッテ/有楽製菓/芥川製菓

    百貨店大手が2月売上高2ケタ増の好況。主要メーカー5社5様でニーズ多様化に照準

     百貨店大手4社の発表によると、2024年2月売上高はそれぞれ、「三越伊勢丹」が対前年同月比126.4%、「大丸松坂屋百貨店」が同121.8%、「阪急阪神百貨店」が同124.7%、「高島屋」が同117.5%で、全社2ケタ伸長となった。業績を大きく押し上げたのは、来店動機につながるバレンタイン商戦の盛況ぶりで、催事期間中のチョコレート関連商品売上は、「阪急阪神百貨店」が約31億円(2月)、「ジェイアール名古屋タカシマヤ」は41億円以上(1/18~2/14)となり、ともに過去最高を更新した。
     コロナ5類移行後初の商戦で、「リベンジ消費」や「ご褒美」、「推し活」などの新需要のほか、「多様な価値観」に寄り添う取り組みも醸成されている。本特集ではメーカー側にスポットを当て、明治、森永製菓、ロッテ、有楽製菓、芥川製菓の各社動向をレポートする、、、(以降、詳しくは本誌で)。