新春特集Ⅰ　企業価値向上を目指す菓子産業と次世代創造

「菓子と健康」の距離短縮が新テーマを惹き出す

2018年（平成では数字的節目と言ってもよい30年）の新年度に入っているが、前年の日本菓子産業の推移を振り返る時、全体像（個々企業、菓子カテゴリー、商品）として、約4年程継承してきた持続的成長が“1つの峠感”を呈していたように捉えられる。もちろん、健闘企業は存在し、カテゴリー別でも依然チョコレート領域が強いリーダーシップを発揮し続けているポジティブな動静があるのは確かだ、、、（以降、詳しくは本誌で）

新春特集Ⅱ　再編沈静化と菓子卸業の時代課題

パワーゲームから売場創造機能の精度競う

20世紀末から21世紀初頭にかけて変動、企業間再編がかなり陸続した菓子卸業界は、近年動勢をみる時、沈静化する時代に入ったとする見解がある。すなわち再編とは卸業界内で捉えた場合、相互に買収、被買収の事態が発生するだけのメリットが薄れたことや被買収の卸業の存在が絞られている分布の変貌があるに違いない、、、（以降、詳しくは本誌で）

次代展望　小売業業態の今後

既存業態大手主導のオール小売業界再編の限界
〜GMS店舗減、リアルからネット利用への危機感増〜

スーッと出てパーッと消えていくスーパーマーケットの勃興期・創業期から、日本の高度成長期、バブル期全盛の頂点を迎え、低成長期にあっても生活者を支え、豊かさの象徴として買い物という日本独自の生活文化に寄り添って変化し続けた業態であり、独自のワンショッピングスタイルとして発展してきた。業態・店舗形態そのものの意義が今問われてきている、、、（以降、詳しくは本誌で）