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フードニュース 2020年 10月号(秋季特集号)

CLOSE UP総力特集/変容する消費者意識への挑戦〜ウィズコロナ、アフターコロナで革新進化・菓子業界の成長戦略

目次

  • 01 . 総力特集/変容する消費者意識への挑戦~データから読み解く。「コロナ禍」が菓子業界に与えた影響
  • 02 . <Part1>企業インタビュー:進化する成長戦略〜カンロ、不二家、カルビーが提示するウィズコロナの処方箋
  • 03 . <Part2>高まるwebサイト拡充の重要性〜自社サイト活性化への試行錯誤とeコマースの将来性開拓
  • 04 . <Part3>ライフスタイル変化への即時対応〜備蓄意識、健康志向の再定義と成長商品群
  • 05 . <Part4>玩具、子ども向け菓子の重要性再認識〜ファミリーユースを超えたニーズ拡大への期待
  • 06 . トップインタビュー/㈱でん六 代表取締役社長 鈴木隆一氏
  • 07 . 今月のフィーチャー企業/㈱エイワ
  • 08 . 秋季菓子路線 新製品&戦略/アサヒグループ食品、ヤマザキビスケット、クラシエフーズ
  • 09 . 国内ニュース/明治:TANPACTプロジェクト発表会 企業間令閨でたんぱく質不足解消に取り組む
  • 10 . 国内ニュース/森永製菓:「inゼリー」と「inバー」プロテインシリーズリニューアル・新CM発表会
  • 総力特集/変容する消費者意識への挑戦~データから読み解く。「コロナ禍」が菓子業界に与えた影響

    ウィズコロナ、アフターコロナにおける菓子業界の成長戦略の考察に入る前に、「コロナ禍が菓子業界に与えた影響」を、各種データより検証することから始めることとする。
    一般的に「巣ごもり需要の恩恵を受けた菓子業界」というくくりで語られることが多いが、その実態はどうなっているのか。まずはインテージSRIの調査による、全国のSM、CVS、DSでの販売金額を、カテゴリー別にまとめた資料(資料 1 :表)を見てみよう。同資料によると、 1 月~ 8 月までの菓子の販売金額は累計で7,429億円となり、前年比100.9%とほぼ前年並みとな っている。カテゴリー別ではチョコレ ートの大袋、なかでも高カカオ商品、ビスケット&クラッカー、同大袋、スナックが前年比105%以上の増加となり、さらに揚げせんべい、柿の種は同110%以上、チョコレート高カカオ大袋に至っては同143.4%と大きく跳ねた...(以降、詳しくは本誌で)

  • <Part1>企業インタビュー:進化する成長戦略 ~カンロ、不二家、カルビーが提示するウィズコロナの処方箋~

    「コロナ禍」による企業経営のおける変革要求は、業種を問わず必須のものとなっているが、菓子業界においてはどのような
    変化が起こり始めているのだろうか。
    今回話を伺った3社は、カンロ「キャンディエール」、不二家「Smile Switch」、カルビー「Calbee New Workstyle」など、不透明な要素の多い状況下だからこそ、伝わりやすいキャッチフレーズを用意して、次の一手を打っているようだ。
    消費者意識の変化への対応、社内の組織改革からの成長目標、働き方を変えることで見えてくる新しい消費者ニーズなど、示唆に富んだ各社の取り組みを紹介する…(以降、詳しくは本誌で)

  • <Part2>高まるwebサイト拡充の重要性 ~自社サイト活性化への試行錯誤と、eコマースの将来性開拓~

    「コロナ禍」で変化した消費者行動の中で、最も顕著だったのはeコマース利用の激増だろう。
    売上規模はまだまだ小さいが、今後の伸びしろには大きな期待がかかっている。また企業側でも、webを活用したさまざまなキャンペーン、イベント展開を図りながら、自社サイト活性化に向けた取り組みが加速している。
    「お菓子は強力なコミュニケーションツール」ということを、改めて実感する事例が満載だ…(以降、詳しくは本誌で)