コロナ禍を背景に、ネット通販やサブスクリプションなど、菓子業界でも販売方法の新たな領域開拓が進んでいる。江崎グリコ㈱の子会社、グリコチャネルクリエイト㈱は、「置き菓子（Ｒ）」サービス「オフィスグリコ」が全国（一部地域を除く）で利用可能になる新サービス「どこでもオフィスグリコ便」を、６月14日より公式ホームページ上で受付開始した。

「オフィスグリコ」は、職場などに菓子・食品・飲料の専用ボックスを設置し、利用は個人払という「置き菓子（Ｒ）」方式のサービス。2002年より本格的にサービスを開始し、2021年現在、約10万台のサービス拠点を保有しているという。

これまでは「オフィスグリコ」のサービススタッフが定期的に訪問して商品管理や代金回収を行ってきたが、今回の新サービスでは、職場に専用ボックスや商品を発送し、利用者自身がセッティングする“訪問しない”販売方法を実現。支払いも「Pay Pay」「d払い」などのQR決済限定とし、現金を使用しないことで管理者の負担軽減を図った。

導入や運用にあたっての企業負担は0円で、30名以上在籍している職場であれば、沖縄・離島を除く全国どこでも申し込みが可能だという。

サービスの詳細や申込については、オフィスグリコ公式サイトを参照。