国分グループ本社 「スーパーマーケット・トレードショー2021」で加工品食品とケアフーズの2分野に出展2021.01.27(水)イベント情報
国分グループ本社は、2月17日から19日にかけて全国スーパーマーケット協会が幕張メッセで開く「スーパーマーケット・トレードショー2021」と「デリカテッセン・トレードショー2021」に計3つのブースを出展する。これに向けた記者会見を1月27日に開いた。
同社が「スーパーマーケット・トレードショー」で示したテーマは「新天地へ舵をとれ」。今の生活・市場を大航海時代に見立て、コロナ禍によりライフスタイルやトレンドが大きく変化する波をむしろチャンスとして捉える提案を複数用意した。当日は、食品加工ゾーンとケアフーズゾーンの2カ所に出展する。
<食品加工ゾーン>
「コロナによる影響」「トレンド・新技術」「法令・制度」といった3つのキーワードを設定し、それぞれのテーマに沿った商品を展示する。
(1) 家飲み機会の増加
全国の蔵元が参加する【地酒蔵元会】で掲載されている地酒など、同社で取り扱っている酒ブランドが多数並ぶ。
(2) 家事労働負担増によるストレスが蓄積
解消策のひとつとして、かわいらしくかつサステナブルなコンセプトを持つオランダのチョコレート【トニーズチョコロンリー】を紹介する。
(3) その都度買いの減少や災害備蓄需要の増加
デイリーストックアクションの一環として、同社の缶詰ブランドK&Kを美味しく、かつ楽しく食べられるレシピが掲載されているサイト【トップシェフの一皿を、ご家庭で】で紹介されている缶詰を展示する。
(4) アウトドアや登山の人気の高まりに期待
K&Kを活用したレシピを掲載しているサイト【“CAN”Pの達人】で使用される缶詰を紹介する。
(5) 政府が示した70歳までの就業機会確保努力義務への対応
【王将椎茸】など健康を意識した商品を展示する。
<ケアフーズゾーン>
新しい売り場の提案として、商品カテゴリー別ではなく、特定の機能やテーマを持った売り場や商品を提案していく。今年は「運動」「肌」「骨」「腸活」の4テーマを選んだ。各テーマについての説明をパネル展示するとともに、管理栄養士考案のレシピも公表。コロナ対策を取った上で試食も実施する予定だ。
「デリカテッセン・トレードショー」では、「食品ロス削減」「環境保全」「資源保全」「安定供給」をテーマに展示を行う。ターゲット層は日本の総人口の約20%を占める20歳~30歳世代としている。同社では昨年、このターゲット層を「ミレニアル市場」と位置づけ、「ワークママ」「ラブアース男子」「ご褒美女子」「時短男子」「ヨガ女子」「ジム男子」の6グループに分類し、各ターゲット層に向けた提案を行ってきた。今年は特にサステナブル意識の高い「ラブアース男子」を軸とした市場での提案を積極的に展開していく