「健康博覧会 2021/フード・デザイン・エキスポ（FDE）」（主催：インフォーマ マーケッツ ジャパン㈱）が1月27日から３日間に渡り、東京ビッグサイトで開催中。

同博覧会は健康産業分野での国内最大のビジネストレードショーといわれ、今年で39年目の開催を迎える。健康訴求素材の効率のいい仕入れ、OEM検討、販路開拓の場として、菓子業界、食品業界関係者の来場者も多いという。

例年、健康訴求の原料、各種素材から、これらを製品化したフード、コスメ、機器などが幅広く展示されているが、今年注目を集めていたのが、CBD、ヘンプシード、プラントベース・フードのブースだ。特にCBD、ヘンプシード関連は10を超える出展があり、チョコレートやグミなどの菓子カテゴリーでも、OEMを中心とした製品化のアプローチが熱気を帯びていた。

また同展覧会では業界動向や最新事例、成功事例を紹介するセミナーも20セッション以上開催。初日には我が国にキシリトールを紹介した藤田康人氏（（株）インテグレート代表取締役CEO）が登壇し、「ニューノーマル時代における機能性食品開発とマーケティングの方程式」と題したセミナーを行い、免疫領域における注目素材について、開発、マーケティン手法の最新ノウハウを解説した。