昨年に続く新機軸イベントで バレンタイン市場を活性化2022.01.20(木)ニュース
学ラン姿で登場した河合社長(右)と同社マーケティング部長の杉田晶洋氏
多くの人に甘酸っぱい記憶を呼び起こさせるバレンタイン・デー。有楽製菓㈱(本社東京 河合辰信社長)は2022年1月13日、新たなバレンタイン企画第2弾として「それもありでしょ?バレンタインBACK TO青春&新商品発表会」をオンラインで開催した。
同社は2013年から、バレンタインのメッセージとして「一目で義理とわかるチョコ」と義理チョコ文化を推奨してきた。しかし、もっと自由にバレンタインを楽しんでもらいたいという思いから、昨年より新たに「#それもありでしょ、バレンタイン」という提案を行っている。そのテーマを引き継ぎ、今年は「バレンタインの原体験は青春時代にある。青春時代こそ、多くの人が自由にバレンタインを楽しんでいた」という考えのもと、青春にフォーカスした冒頭のタイトルを発表し、ブラックサンダーバレンタイン限定商品を発売した。
同時に、青春を想起させる「学習机&椅子付きブラックサンダー」や「直筆“ラブレター”付きブラックサンダー」「リア充爆破スイッチ」など、思わず笑みがこぼれるような企画商品を特設ECサイトで限定販売。同イベントの盛り上げを後押しするラインアップになっている。
発表会は詰襟の学ランに身を包んだ河合社長と同社マーケッティング部長・杉田晶洋氏が登場。河合氏が「ブラックサンダー」の売上実績や、バレンタインの個人的なエピソードを絡めながらイベントの概要を説明したあと、杉田氏も加わって限定商品を実際に食べながら説明。こだわりをアピールした。
限定商品は「青春ブラックサンダー」(10袋 972円(税込))と「至高の生ブラックサンダー ザ・リッチキューブ」(10粒 1944円(税込))の2種類。
「青春ブラックサンダー」はサクサク食感のバタービスケットと甘酸っぱいフリーズドライいちごに、天然の色素を使った青いチョコレートをコーティング。青春を連想させる青い見た目と甘酸っぱい味わいで、バレンタインの原点である青春時代に想いを馳せてもらう。
「至高の生ブラックサンダー ザ・リッチキューブ」は、同商品ならではのザクザク食感となめらかな生チョコを組み合わせ、相反する食感をダイレクトに楽しめる。ミルクとビターの2種アソートで、ハイグレードな味わいが堪能できる。
1月14日からは東京駅八重洲口の東京一番街にある「東京おかしランド」に教室風の店舗がオープン。限定商品を販売している。
今回の同社の取り組みは、コロナ禍で息苦しい日常を強いられている現状への一服の清涼剤として、バレンタイン市場の盛り上げ効果を発揮しそうだ。