フードニュース 2021年 12月号
CLOSE UP21-22年日本菓子産業の回顧と展望
目次
- 01 . 21-22年日本菓子産業の回顧と展望 健康増進やSDGsへの意識向上進む 生活者の需要変化捉えた差別化商品に焦点
- 02 . 2021年日本流通製菓企業ランキング50社
- 03 . 2021年売上高30社・菓子卸業ランキング/付純利益
- 04 . 令和二年菓子生産総数・生産金額及び小売金額推定
- 05 . カテゴリー別動向/2020年、2021年1月~7月期チョコレート販売金額
- 06 . カテゴリー別動向/2020年1月~12月ビスケット販売金額
- 07 . 菓子品目別国別輸入実績表(2020年1月~12月)
- 08 . 菓子品目別国別輸出実績表(2020年1月~12月)
- 09 . 決算報告・芥川製菓/2021年6月期は減収増益 VD商品の受注状況は順調
- 10 . PICK UP・アサヒグループホールディングス/サステナビリティに特化した新会社「アサヒユウアス」で共創生み出す
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21-22年日本菓子産業の回顧と展望
健康増進やSDGsへの意識向上進む 生活者の需要変化捉えた差別化商品に焦点
非日常を強いられた2020年を経て、事態終息への道筋が立てられるかと淡い期待を抱いた2021年も、やはりコロナ禍に翻弄された1年であった。しかしながら、ワクチン接種の浸透や感染対策の徹底によって新規感染者数は激減し、変異株の脅威は付きまとうものの、徐々に日常が取り戻されていく雰囲気の中で今年も終わりを迎えようとしている。
ライフスタイルや働き方が変わったことで、商品のコンセプト転換や多様な付加価値訴求を迫られたメーカーは、需要に即した差別化商品を生み出すことに注力し、「時短」「簡便」「健康」「多食」「免疫」といったテーマのもと発売された商品の好調も目立った、、、(以降、詳しくは本誌で) -
21-22年日本菓子産業の回顧と展望/カテゴリー別・チョコレート
チョコレートは、2021年上期もファミリーユースの好調が継続。定番ブランドのエクステンションを中心に、トレンド素材のピスタチオ等を取り入れたフレーバー展開や、カカオの持つ機能訴求の強化などによって底堅い市場性を発揮した、、、(以降、詳しくは本誌で)
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21-22年日本菓子産業の回顧と展望/カテゴリー別・ビスケット
菓子のメインカテゴリーの中で、コロナ禍においてもっとも好調といえるのが、ビスケットだろう。2020年は巣ごもりからはじまり、買い置き・備蓄、食事代替などを主とし、2021年もニーズを継続する中で家庭内消費における菓子の中心的カテゴリーとなった、、、(以降、詳しくは本誌で)