フードニュース 2022年11月号
CLOSE UP九州・沖縄流通菓子特集-九州・沖縄の菓子市場規模考察ー
目次
- 01 . 特集1:九州・沖縄流通菓子特集-九州・沖縄の菓子市場規模考察ー
- 02 . 九州卸業トップインタビュー:セイカ食品㈱ 代表取締役社長 玉川 浩一郎 氏/ ㈱木村 代表取締役社長 木村寿孝 氏
- 03 . 沖縄の市場・流通考察
- 04 . 沖縄卸業・菓子企業 トップ・企業インタビュー:㈱川平商会 代表取締役社長 川平哲男 氏 /オキコ㈱ 取締役営業副本部長 兼 商事事業部部長 比嘉直次 氏 / ㈱上間菓子店 代表取締役社長 上間政博 氏 / ㈱ナンポー 代表取締役 安里睦子 氏 / ㈱丸吉塩せんべい 代表取締役 新田民子 氏 / ㈱御菓子御殿 代表取締役社長 澤岻英樹 氏
- 05 . 特集2:ファンベース・コミュニケーション最前線:チロルチョコ「チロルフェス」 /有楽製菓「ブラックサンダー黒い広報室」
- 06 . 新しい喫食提案/かりんとう&芋けんぴとワインのマリアージュ
- 07 . 決算・方針: 明治ホールディングス/三菱食品
- 08 . 秋季新製品&戦略:東ハト
- 09 . PICK UP: e-お菓子ねっと「第12回・全国システム実務者研修会」
- 10 . TOPIC:2023モバックショウ:来年2月幕張メッセで開催/カンロ:創業110周年事業発表会/明治:グミの噛み応えと感情の関係等を確認/亀田製菓:プラントベースの米菓子の新ブランド/フルタ製菓:初のアンテナショップ「ふるたす」オープン/エイワ:“節分マシュマロ”発売/全国ビスケット協会:第43回ビスケットまつりキャンペーン受付開始/ケルンメッセ:国際見本市を日本で開催
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特集1:九州・沖縄流通菓子特集-九州・沖縄の菓子市場規模考察ー
独自機能強化し、多様な「価値」を提供する地域菓子卸・メーカー展望
新型コロナウイルス感染症の流行から3年が経ち、当初の行動制限等も緩和され、経済状況の回復が期待されていた中、想定を上回る原材料費やエネルギーをはじめとしたコストの高騰が続き、先行きが不透明な状況となっている。菓子メーカー各社においても、コスト削減や商品の減量値上げ・価格改定を行うなど対応を図っている。毎週のように実施される生活関係用品の値上げが、今後の消費動向に与える影響が注視されるところだ。
本誌では、経済規模から「日本の1割経済」といわれる九州と、地域流通の特色を色濃く残し、観光需要の回復の兆しが見え始めた沖縄にスポットを当てて、流通事情を探ることとし、各地域に根差した卸売業者、菓子メーカーの企業インタビューを行い、社会情勢の変化に対応した施策、また今後の展望について話を聞き、菓子流通の現状を探った。
また、インテージSRI+データによる、2022年1-9月期における九州・沖縄の菓子市場規模を掲載。同地域における特徴や傾向をまとめた、、、(以降、詳しくは本誌で)
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ファンベース・コミュニケーション最前線
ブランドや商品に強い愛着を示す、「ファン」を起点にしたマーケティングのアプローチ、「ファンベース・コミュニケーション」に注目が集まっている。菓子業界においては、長年愛されたロングセラーブランドが多数存在するなど、ファン層を形成しやすい土壌がある。加えて、SNSの浸透と活用技術の向上により、ファンとの双方向コミュニケーションは活発化する一方だ。
本特集では画期的な企画の数々で、ファンベース・コミュニケーションの最前線を駆け抜ける「チロルチョコ」と「有楽製菓(ブラックサンダー)」の活動にスポットを当て、その狙いと成果、今後の課題と目指すべき未来像についてレポートする。両社の活動に共通するのは「ファンの熱量の高さ」。ファンの数はマスとはいえなくても、そのパワーがもたらす発信力は、ブランドの未来さえも変えてしまう可能性を秘めている、、、(以降、詳しくは本誌で)。 -
新しい喫食提案/かりんとう&芋けんぴとワインのマリアージュ
ワインとの好マリアージュ続出!
可能性秘めるかりんとう&芋けんぴ
従来の“セオリー”に囚われず、お菓子とワインの新しい組み合わせを探っていく不定期連載企画の3回目。今回、市場のデータで「焼き菓子カテゴリーの中で健闘している」(山星屋調べ)、かりんとうと芋けんぴとワインのマリアージュを試してみた。
伝統的な味わいのものはもちろん、ミルクやピーナッツ、ミックス系商品まで、幅広く取り揃えたかりんとうや芋けんぴとワインの組み合わせは、予想を大幅に上回る好マリアージュに、「お菓子と、わたし」(㈱山星屋)や「ぐるっぱ」(国分グループ本社㈱)の担当者も、うれしい驚きの連続。飲食店への新たな提案など、可能性が感じられる結果にポジティブな発言が続出、沸き立つ座談会になった、、、(以降、詳しくは本誌で)。