巻頭特集／ベーシック＆嗜好路線で厚層化する現代米菓

成熟期を切り拓く発想・仕組みとは何か
●大型から中型開発への転換●

近年における日本米菓産業を統計数値（食品需給研究センター、全日本菓子協会＝ANKA）及び主要米菓専業の逐年業績推移の両面から把握する時、大きな振巾が薄れ、大巾ではないにしろ、極めて堅固な生産・消費底流を持続しているように思われる。決して派手な話題性や強力な販促力で菓子市場を牽引しているわけではない地味な性格に変わりはないが、それだけ消費者の日常的なライフサイクルに深く根を下ろす普遍性が強まっているジャンルと言ってよいだろう、、、（以降、詳しくは本誌で）

トレンド・潮流／ヘビー＆ロングユーザーの再定義、ライトユーザー開拓に商機

新機能開拓・認知症予防効果に期待

高齢社会の到来による菓子需要の減退懸念はもちろんだが、ガム市場にとっても、既に懸念が現実味に変わって来ているという。つまりは、会社勤め等社会への関わり、対人を気にしないといけないような接触機会が減れば減るほど、ガムを食べる機会が減ることは明らかで、日本国内で60代以上人口構成上最も多い層が、会社勤めなどをリタイアされることで離れていく傾向は明らか、、、（以降、詳しくは本誌で）

スポット／カルビーフルグラ・事業戦略発表会開催

巨大朝食マーケットへ挑戦

カルビー㈱（本社東京　伊藤秀二社長）は8月3日午後2時半より同本社22階において専門誌・紙向けにカルビーフルグラ・新たな巨大市場に向けた事業戦略発表会を実施した。松本晃会長兼CEO、藤原かおりフルグラ事業部事業部長が列席して挨拶した、、、（以降、詳しくは本誌で）