米菓特集／プロローグ　2020下半期販売額減速に課題も　4大需要捉え成長路線継続

上半期は堅調に推移するものの6月以降は減速し微増で着地

インテージSRI＋データによると、2020年の米菓販売額は、スーパーマーケット（SM）、コンビニエンスストア（CVS）、ドラッグストア（DgS）、ホームセンター(HS）の合計で2374億円（対前年比102％）と、コロナ禍という非常事態の中で、「健闘が光る微増」といえるだろう。
米菓全体を月別にみると、１～３月は前年比クリアでスタートし、緊急事態宣言下の４、５月で前年比110％以上の２ケタ伸長を記録、、、（以降、詳しくは本誌で）

巻頭特集／「新・現代性」を発掘挑戦する米菓産業

成長歩調を継続するライススナック＆おつまみ領域で必需食品化

本誌は１年余にわたって、菓子全体＆各カテゴリーで把握できる消費動態を調査会社（インテージSRI＋データ）の小売業帯をベースにした販売数値を主背景に分析提示してきた。
この目的はメーカー・ブランド力などによる商品動静という日常的視点は当然であるものの、一方では”コロナ禍”という非日常な時空間、生活行動を余儀なくされる過程でどのような動静変貌が派生するかが眼目だった、、、（以降、詳しくは本誌で）

2021米菓メーカー・新製品＆戦略

伝統の味わい進化に加え、健康志向、SNS活用による新時代対応進む

▶亀田製菓「83g　無限エビ」
亀田製菓の新製品の中でも大きな注目を集めている「83g　無限エビ」は、香ばしく濃厚はエビのおいしさが特長の揚げせんべい。殻ごと粉砕したエビを生地に練り込むことで、独自のサクサク感を実現した、、、（以降、詳しくは本誌で）