グローバル菓子特集／コロナ後見据え、シフトチェンジする海外市場

「フィジタルリアリティ」が導く、リアルとバーチャルの融合に勝機

世界的パンデミックの状況下、ワクチン接種の浸透によって、現状打開に一筋の光明が見えてきたように映るグローバル市場。全米最大の菓子専門見本市「Sweets＆Snacks Expo」は、2020年の中止を経て、今年は6月22日～25日の会期で開催を決行するなど、アフターコロナを見据えた動きが出てきた。インディアナポリスのコンベンションセンターを会場に行われた同展には450社が出展し、来場者は当然ながら減少したものの、訪れたバイヤーやインポーターは、もはや貴重となったリアル商談会の機会を存分に活用していたようだ、、、（以降、詳しくは本誌で）

［世界のトレンドを探る］イノーバ・マーケット・インサイツ　田中良介氏インタビュー

世界的に広がったコロナ・パンデミックは、消費者のライフスタイルを変え、購買行動や意識の変革を促した。食品トレンド分析のグローバルリーダー・Innova Market Insights（イノーバ・マーケット・インサイツ）が発表した「世界の食品TOP10トレンド2021」では、コロナ禍がもたらした様々な影響が反映されており、サステナブルへの意識の高まりや身体的・精神的健康の希求、感染症に対する不安感を背景として免疫力ニーズなど、現状況下においてあらゆる手段が食品に求められていることを表している、、、（以降、詳しくは本誌で）

［業界考察］かりんとう市場／スーパー・ドラッグで好調維持　30代女性の購買層広がる

全日本菓子協会（ANKA）が毎年3月末に公表している「菓子生産数量・生産金額および小売金額推定」によると、かりんとうは「油菓子」のカテゴリーに属する。同カテゴリーの数値は、全国30社のかりんとうメーカーで構成される全国油菓工業協同組合から提供される資料が基となっているが、全国にはまだ中小企業を中心に多数のかりんとうメーカーが営業しているため、実際の市場規模はもう少し大きいと推察できる、、、（以降、詳しくは本誌で）