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フードニュース 2022年 8月号

CLOSE UP米菓特集/2022年下期展望:困難転じて、各社独自施策での米菓新価値創造へ

目次

  • 01 . 米菓特集:増産による増収も課題山積。健康・脱プラ・高付加価値に活路
  • 02 . 経営者インタビュー:亀田製菓㈱ 代表取締役社長 COO 髙木政紀 氏/岩塚製菓㈱ 代表取締役社長 槇 春夫 氏/㈱栗山米菓 代表取締役社長 栗山敏昭 氏 /ぼんち㈱ 代表取締役社長 遠藤純民 氏/ ㈱金吾堂製菓 代表取締役 碓田剛士 氏/ ㈱北越 代表取締役社長 片山雄博 氏
  • 03 . 2022 秋季米菓路線 新製品&戦略: 亀田製菓/栗山米菓/ぼんち/丸彦製菓/阿部幸製菓/金吾堂製菓/北越
  • 04 . 機械メーカー経営者インタビュー: アサヒ装設㈱ 代表取締役社長 山本康太 氏
  • 05 . 新素材特集(コオロギタンパク・藻類・エンドウベース ):代替タンパク中心に機能性素材の裾野拡大。 商品の付加価値向上、SDGsへの貢献/ 企業インタビュー 【コオロギタンパク】 ㈱グリラス 代表取締役社長 渡邉崇⼈ 氏/【コオロギタンパク】㈱エコロギー COO 池田 健介 氏/【藻類】㈱アルガルバイオ 代表取締役社長CEO 木村 周 氏 /【エンドウベース】セイウ㈱ 営業統括本部 営業企画部 マーケティング マネージャー 管野裕夫 氏           
  • 06 . 連載:新しい喫食機会/ビスケット&クッキーとワインのマリアージュ
  • 07 . 秋季新製品発表会: ロッテ/ネスレ日本
  • 08 . 秋季取組方針:明治
  • 09 . 中間決算:カンロ
  • 10 . 未来を変える新組織:春日井製菓「おかしな実験室」
  • 米菓特集/2022年下期展望:困難転じて、各社独自施策での米菓新価値創造へ

    増産による増収も課題山積。健康・脱プラ・高付加価値に活路

     主要メーカーの事故の影響による増産要請で幕を開けた今期の米菓業界は、困難な増産要請さえも売上増に転嫁する底力を見せた。
     一方で、増産に注力する過程で、新製品の投入に遅れが生じていることに加え、原材料費等の高騰を背景とした値上げの続出が、この夏以降の市場活性化に、暗い影を落としている。 
     しかしながら、国産米の使用率が高く、グルテンフリーという米菓本来の価値を見直しつつ、トレー抜き→パッケージの小型化→CVSでの扱い増加→若年層の開拓と繋がる、新しい価値の掘り起こしによる新製品の開発も着々と進んでいる。
     今年上半期の販売金額・生産量データには厳しい数字が並ぶが、今特集で話を聞いた6社の経営者は、決して楽観は許さないものの、明確な理念と具体的な施策で、自社と米菓業界の未来図を描いてみせた。今後一歩後退の局面も予想されるが、二歩前進する可能性をより高く実感できる特集だ、、、(以降、詳しくは本誌で)。

  • 新素材特集(コオロギタンパク・藻類・エンドウベース )

    代替タンパク中心に機能性素材の裾野拡大。 商品の付加価値向上、SDGsへの貢献

     様々な菓子カテゴリーにおける商品施策の近年のキーワードの一つとして、「高付加価値商品の展開」が挙げられ、各社では健康面の価値を訴求した新商品の発売やブランディング施策を講じている。
    こうした付加価値の訴求において、機能性を有し、かつ差別化を図れる新たな素材へのニーズは年々高まっている。本誌ではコオロギタンパク、藻類、エンドウベースを扱う4社にインタビューを行い、各社・各素材の特徴を踏まえ、今後の新素材活用の方向性を探った、、、(以降、詳しくは本誌で)。

  •  従来の“セオリー”に囚われず、お菓子とワインの新しい組み合わせを探検していく不定期連載企画の2回目。今回はビスケット&クッキーをテーマに、ワインとのマリアージュを試してみた。
     プレーンな味わいのものはもちろん、チョコ系や塩味系、おつまみ系まで、幅広く取り揃えたビスケット&クッキーとワインの組み合わせは前回同様、例えば、いわゆる”チーズ味”と赤ワインといった、王道・鉄板の組み合わせに疑問符がつくなど、事前の予想を大幅に塗り替える結果に。
     「お菓子と、わたし」(㈱山星屋)や「ぐるっぱ」(国分グループ本社㈱)の担当者も、座談会では“驚き”の連続となった。
     楽しく予想を裏切ってくれるマリアージュの数々に、探求心が刺激される座談会が展開された、、、(以降、詳しくは本誌で)。