購読申込

フードニュース 2023年 8月号

CLOSE UP米菓特集/2023年下半期展望。次世代の成長に向け、積年の課題、解決なるか。

目次

  • 01 . 米菓特集:上半期販売金額2ケタ増に迫る勢い。 回復基調鮮明、米菓価値の向上加速
  • 02 . 【米菓メーカー・経営者インタビュー】亀田製菓㈱ 代表取締役社長 COO 髙木政紀 氏 /岩塚製菓㈱ 代表取締役社長COO槇 大介 氏 /三幸製菓㈱ 代表取締役 CEO 佐藤元保 氏 / ㈱栗山米菓 代表取締役社長 栗山敏昭 氏 /ぼんち㈱ 代表取締役社長 遠藤純民 氏 / 丸彦製菓㈱ 代表取締役社長 山田邦彦 氏/阿部幸製菓㈱ 代表取締役専務 阿部幸明 氏 / ㈱金吾堂製菓 代表取締役 碓田剛士 氏 / ㈱北越 代表取締役社長 片山雄博 氏 /㈱天乃屋 代表取締役社長 大砂信行 氏
  • 03 . 【米菓メーカー:新製品・注力商品&戦略】亀田製菓/岩塚製菓/三幸製菓/栗山米菓/ぼんち/丸彦製菓/阿部幸製菓/金吾堂製菓/北越/天乃屋
  • 04 . 【機械メーカー経営者インタビュー 】アサヒ装設㈱ 代表取締役社長 山本康太 氏
  • 05 . 【機械メーカー最前線】新井機械製作所: 見て、触って、デモもできる新「ラボ」誕生。 米菓製造の品質向上・課題解決に貢献
  • 06 . 【機能性表示食品・注目動向】㈱EAS: 機能性表示食品開発の費用改革実現 。高精度臨床試験でエビデンス取得に光明
  • 07 . 【展示会レポート】 2023種清秋季見本展示会/三菱食品 ダイヤモンドフェア2023
  • 08 . 【秋季新商品発表会】ロッテ:増収達成し、売上高3000億円に迫る。 ガーナ躍進、ガム回復への施策実るか
  • 09 . 【中間決算】カンロ:2期連続で上期過去最高益を更新。 グミ生産体制強化、中国市場深耕も
  • 10 . 【TOPIC】インテージ「知るギャラリー」/2024中部パック記者発表会
  • 米菓特集/2023年下半期展望。次世代の成長に向け、積年の課題、解決なるか。

    上半期販売金額2ケタ増に迫る勢い。回復基調鮮明、米菓価値の向上加速

     昨年は困難な局面が続き、メーカーによっては増産要請による売上増があったものの、市場規模としては縮小を余儀なくされた米菓業界。しかし、昨年秋以降の好調を継続し、今年上半期の販売金額は2ケタ増に迫る勢いで伸長している。
     三幸製菓の復帰による市場の正常化はもちろんだが、値上げ後も伸長した商品群による売上の下支え、昨年秋以降、満を持して投入された新機軸商品の健闘など、米菓業界の強みである商品力・販売力が厳しい時期に力を発揮した。
     その底力をもって、価格競争から価値競争への転換、若年層など新規購買層の獲得、海外での新たな市場の開拓など、積年の課題解決に向けた取り組みが加速することを期待したい。本特集では、その現在地と未来展望をレポートする、、、(以降、詳しくは本誌で)。

  • 【秋季新商品発表会】ロッテ

    増収達成し、売上高3000億円に迫る。 ガーナ躍進、ガム回復への施策実るか

     ㈱ロッテ(本社東京 牛膓栄一社長執行役員)は7月5日、「2023年度秋季商品発表会」をオンラインで開催した。同発表会では、冒頭、同社 営業本部 営業推進部 営業推進課 吉村晃司氏が「22年度振り返り&23年度営業戦略」の発表を行った。
     2022年度「ロッテグループ」の連結売上高は2820億円(2021年度は2394億円)、菓子は2116億円(同 1738億円)とともに増収で着地した(2022年1月にDari K(株)、2022年3月に(株)銀座コージーコーナーを連結子会社化)。海外売上高比率は16.8%と高い数値を記録。構成比は欧米・58.6%、アジア・39.2%で、タイ、ベトナム、台湾、インドネシア、ポーランドなどで活発な海外展開が行われている、、、(以降、詳しくは本誌で)。

  • 【中間決算】カンロ

    2期連続で上期過去最高益を更新。 グミ生産体制強化、中国市場深耕も

     カンロ㈱(本社東京 村田哲也社長)は7月27日、「2023年中間決算説明会」を開催した。2023年12月期第2四半期(1~6月)の売上高は142億9200万円(前年同期比118.5%)、営業利益は17億7200円(同172.4%)、経常利益17億9100万円(同166.5%)、第2四半期純利益12億3600万円(同169.3%)と大きく伸長。上期として2期連続で過去最高益で着地した。説明会では決算報告のほか、村田社長が2021年に発表した「KanroVision2030」の達成に向け、顧客起点の施策を今後さらに強化していく考えを示した、、、(以降、詳しくは本誌で)。