特集１／ビスケット市場4年連続成長。間食需要定着、価格施策奏功

卵ショック、値上げラッシュはね返し伸長。食生活変化に順応、ブランド価値向上

コロナ禍に端を発する、多食化の定着により、ビスケットはおやつにも食事代わりにもなるアイテムとして、新たな居場所を得た。キャラクターを活用したファンづくり、健康訴求やSNS発信による購買層の拡大など、ロングセラー商品を基盤とした市場の広がりも進んでいる。菓子市場の頼れる中堅カテゴリーとして、着実に成長を継続するその秘密を追う、、、（以降、詳しくは本誌で）

特集2 ／大幅増を達成したスナックカテゴリー。菓子市場で存在感増す“ 第2 勢力”

適正価格の高付加価値商品出揃い、2023年スナック売上高2ケタ伸長の躍進

2023年の販売金額が対前年比107.8％と大きな伸びをみせた流通菓子市場。「ビスケット＆クラッカー」や「チョコレート」、「キャンディ、「煎餅・あられ」など、全カテゴリーが前年を上回る中、同111.4％と大きな存在感を示したのが、「スナック」だ。コロナ禍の巣ごもり需要を追い風に上昇曲線を描きながら、昨年、大きく飛躍した要因は何だったのか。2023年販売金額データや主要メーカーの社長インタビュー、現場担当者への取材をもとにレポートする、、、（以降、詳しくは本誌で）。

【ISM速報レポート】ケルン国際菓子専門見本市2024

最新トレンド反映の革新的商品展示。74カ国・1427社出展、約3万人来場

国際的な菓子専門の展示会として世界最大規模を誇る「ISM ケルン国際菓子専門見本市2024」（主催・Koelnmesse GmbH（ケルンメッセ社））が1月28日～31日の期間、ドイツ・ケルン市のケルンメッセを会場に開催された。74カ国から1427社が出展し、140カ国以上から約3万人が来場した。
本誌では同展示会の現地取材を実施し、世界各国から集結した新製品の訴求ポイントやこだわり、また、各社のコンセプトやストーリーを聞き取り、最新のトレンドを探った。同展示会の詳細なレポートについては、「国際菓子特集」を予定している本誌5月号（5月25日発行）に掲載することとするが、ここでは速報として、展示会の概要や注目度が高かった商品等を紹介する、、、（以降、詳しくは本誌で）。