新春特集Ⅰ　２１世紀第２サイクルを切り拓く新・菓子産業

「棲み分けの論理」を背景にブランド集中深耕が高収益経営に直結

平成28暦年における日本の菓子生産・消費動態と結果は現段階では未知だが、前年を上回ったと推計すれば、各年度小巾ではあるものの4年連続の金額成長となる。こうした堅調とも言える持続的ベースは、大衆菓子の味創り、開発コンセプト、ライフスタイルの掘り起こしなど、戦後70年強の長期にわたる全体的業界レベルアップ努力に支えられているからに外ならない、、、（以降、詳しくは本誌で）

新春特集Ⅱ　落差拡大たどる全国・地域菓子卸業の進路

新消費創出機能の構築力が未来に直結

組織小売業の広域化、再編に伴う上位集中などが進行する中、そうした傾斜を背景に中間流通としての菓子卸業界も格差拡大へ向かっている。特に対象とする地域の広狭差から当然ではあるが、全国ネットネットワークを形成する菓子卸業（以下全国卸）と限定エリアの小売業と取引き・取組みを展開する地域菓子卸業との販売規模落差は拡大の一途をたどっている、、、（以降、詳しくは本誌で）

本格化する都市型戦略・ライフスタイル演出型小売業の導入　

イオングループ／フランス冷食専門店「ピカール」を開店

イオンサヴール㈱（本社千葉　小野倫子社長）が11月23日、フランス生まれの冷凍食品専門店「Picard（ピカール）」を東京・港区の青山骨董通りにオープンした。開店に先駆けて、21日にはプレス向け内覧会を行った。
冒頭、小野社長は「フランスで展開している『365日朝昼夜いつでも楽しめる食卓を』というコンセプトを発信し、頑張りすぎなくてもファッションナブルな生活が送れるというライフスタイルを提案したい」と述べ、“日常使い”としての位置づけを強調した、、、（以降、詳しくは本誌で）

「