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フードニュース 2021年 9月号

CLOSE UPチョコレート特集/シーズンイン・2021秋冬期展望

目次

  • 01 . 〈チョコレート特集・プロローグ〉菓子分野No.1の販売金額。コロナ禍の試行錯誤で力強い実績残す
  • 02 . 〈チョコレート特集・シーズンイン・2021秋冬期展望〉ファミリーユース好調続き今期も各社注力。健康と機能性より強化し多幸感を醸成
  • 03 . 【トップインタビュー】 名糖産業㈱・代表取締役社長・三矢益夫氏/チロルチョコ㈱・代表取締役社長・松尾裕二氏/有楽製菓㈱・代表取締役社長・河合辰信氏/㈱大一製菓・代表取締役社長・一杉直樹氏
  • 04 . 【企業別動向】明治/森永製菓/ロッテ/江崎グリコ/不二家/ブルボン/名糖産業/ネスレ日本/カバヤ食品/フルタ製菓/チロルチョコ/有楽製菓/芥川製菓/寺沢製菓
  • 05 . 【担当者に聞く・秋季新製品戦略】チロルチョコ/有楽製菓
  • 06 . 【2021年カカオ相場分析】
  • 07 . 【2021年上半期/菓子輸入統計】チョコレートが数量・金額ともに大幅伸長。プチ贅沢捉えシェア拡大にも期待値表れ
  • 08 . 【新製品発表会・ネスレ日本】「ネスレ ミロ」と「キットカット」。強力2大ブランド活用の新製品施策
  • 09 . 【秋季新製品&戦略・湖池屋】コロナ禍で評価の高付加価値商品を強化。ニューノーマルスナックの浸透・拡大図る
  • 10 . 【業界トレンド・日清シスコ 】「日清シスコのホットシリアル」でオートミール市場に参入。間口拡大し総需要拡大に挑む
  • 〈チョコレート特集・プロローグ〉菓子分野No.1の販売金額。コロナ禍の試行錯誤で力強い実績残す

    伸長率はほぼ横ばい。4000億円規模の販売金額でトップに君臨

    毎年恒例の「秋のチョコレート特集」のプロローグとして、2020年及び2021年1~7月のチョコレート市場販売金額を、10種類のサブカテゴリーごとにまとめたデータから紹介する(インテージSRI+データ)。これによると、2020年のチョコレート市場の販売金額は、スーパーマーケット(SM)、コンビニエンスストア(CVS)、ドラッグストア(DgS)、ホームセンター(HS)の合計で4224億円(対2019年比100.3%)となっている。
    昨年の他の菓子カテゴリーの販売金額と比較すると、スナック:3450億円(同103.6%)、キャンディ:2487億円(同89.6%)、せんべい・あられ:2374億円(同102.0%)、ビスケット&クラッカー:2276億円(同104.9%)となり、伸び率では「ほぼ横ばい」の推移となったが、販売金額では第1位で菓子分野を牽引するカテゴリーとしての存在感を、改めて示した結果となった、、、(以降、詳しくは本誌で)

  • 〈チョコレート特集・シーズンイン・2021秋冬期展望〉ファミリーユース好調続き今期も各社注力。健康と機能性より強化し多幸感を醸成

    大袋需要の好調継続

    菓子市場において、最大の販売規模を有するチョコレートは、高カカオ、ビーントゥーバー、健康志向やサステナブル意識の高まりなどを背景に、7年連続でその座を堅持している。全日本菓子協会が示すチョコレートの推定小売金額では、2015年に5,000億円の大台に乗って以降も、毎年好調に推移。各社が訴求する様々な付加価値提案によって菓子市場をけん引する存在となっていたが、2020年はコロナ禍で購買行動の変化がもたらした大袋需要が、月ごとの波はあるものの、2021年上半期もなおカテゴリーをリードする直接的な要因と考えてよいだろう、、、(以降、詳しくは本誌で)

  • 【秋季新製品&戦略・湖池屋】コロナ禍で評価の高付加価値商品を強化。ニューノーマルスナックの浸透・拡大図る

    ㈱湖池屋(本社東京 佐藤 章社長)は今秋、2021年6月期決算における大幅な増収・増益に寄与した、同社の高付加価値商品群の主要3ブランドと、好調の「カラムーチョ」「すっぱムーチョ」に加え、「ニューノーマルスナック」での新しい価値創造で、さらなるステップアップを指向する。

    コロナ禍でユーザーに響いた、2017年以来培った情緒的価値

    同社は2017年に「湖池屋プライドポテト」を投入して以来、もの作りの原点に立ち返る製品開発とユーザーへの新たな価値提案を継続し、「じゃがいも心地」「湖池屋STRONG」を加えた主要3ブランドを、高付加価値商品群として育てあげた。昨年のコロナ禍においては、「カラムーチョ」「すっぱムーチョ」という個性派商品も伸長したという、、、(以降、詳しくは本誌で)