メーカーさんが提供する「おうち遊び」を楽しもう!2021.09.10(金)日常
こんにちは。ライターの倉田です。誰もが知っている森永製菓さんの「チョコボール」ですが、工場見学に行ったことはありますか? 私は先日行ってきました。しかも自宅で!
「自宅で工場見学」と聞いて、一体どうやって? と思う方もいらっしゃるかもしれません。
実は、現在発売されている「チョコボール」のパッケージが、スマホで遊べるようになっていて(対応しているものに限る)、パッケージにあるQRコードを読み取り、さらにパッケージをスマホのカメラで読み取ると、バーチャルチョコボール工場「キョロちゃんクエッスト」というゲームで遊べるようになっているというわけです。
バーチャルチョコボール工場では、実際のチョコボールの製造過程を、ゲームをしながら見学でき、チョコボールの作り方を学べるようになっています。さらに全部クリアすると、チョコボールの製造動画が視聴可能に!
実際にやってみましたが、ピーナッツの選定に風を使っていたり、ピーナッツをコーティングしているクリスプ部分のことも知れたりしました。小さい時から「チョコボール」を食べているのに意外に知らないことが多く、とても興味深かったです。それに何よりもクリア後に見られる製造動画が、本当に工場見学に行ったときに見るような(修学旅行や社会見学などで、みんなで集まって数分の説明動画を見る時間がありませんでしたか? それを思い出しました)特別映像だったので、年甲斐もなくワクワクしてしまいました。キョロちゃんがとても可愛いので、キョロちゃん好きも必見!
この「チョコボール」の工場見学は、『フードニュース2021年7月号』の「FN国内ニュース」でも取り上げられており、コロナ禍によって子どもたちの体験活動の機会が激減している状況を受け、自宅で手軽に工場見学を楽しんでもらえるように企画をしたとのこと。こうしたネット内で活動の幅を広げているメーカーさんは、昨年から増えているように感じます。さらに、それがメーカーからの一方的なものではなく、私たちも一緒に楽しめる参加型企画が増えているように感じるのは、おそらく気のせいではないでしょう。
実際、先日取り上げた春日井製菓さんの「女王のミルク」のSNS企画もそうですし、カルビーさんの「じゃがりこ」がスタートさせた「♯みんなで創るじゃがりこ2021プロジェクト」も参加型の企画です。プロモーションにSNSを利用することは前々から行っていたと思いますが、コロナの影響でおうち時間が増え、パソコンやスマホを扱う時間も増えた状況も関係していると私は思っています。そしてきっと今後もバーチャルで行うイベントや他者と繋がれる場所というのは、どんどん増えて、今以上に活発になっていくのだと思います。
外に出られなくて窮屈な思いをすることも多い今日この頃ですが、こうした「おうち遊び」を利用しながら、楽しく笑って暮らしていきたいですね! また何かおもしろい企画があれば、積極的に参加していこうと思います。
参考:『フードニュース 2021年7月号』
倉田もなか(ライター)
ゲームのシナリオをメインにライター活動を行う。
甘い物に目がなく、食べることが好き。仕事のお供にチョコは欠かせない。