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パッケージが決め手のひとつ2021.05.31(月)日常

みなさんはお菓子を買うときに何を購入の決め手にしていますか?

こんにちは、ライターの倉田です。

私はお菓子を購入するとき、明確な商品を思い浮かべて買うということが、あまりありません。甘いものが食べたいな。しょっぱいものが食べたいな。そんな欲望だけを胸に抱え、お菓子売り場をフラフラと歩きまわることが多いのですが、そのとき、購入の決め手のひとつとして、パッケージに惹かれるということがあります。

少し前に編集部のYさんも当サイトのブログ「お菓子は見た目が何割!?」という記事でお菓子のビジュアルについて触れていましたが、お菓子のパッケージって重要だと思いませんか。だって、お菓子の試食なんて滅多にできないわけですし、買って食べるまでどんなお菓子か分からないことって多いですよね。新商品は特にそう。唯一手がかりになるのがパッケージです。私みたいにフラフラと売り場を散策するタイプだとなおさら、「パケ買い」をすることは多いのではないでしょうか?

というわけで、パケ買いしてみたお菓子たちがこちら!

いままで食べたことないものを、パッケージ重視で選んでみました。雑貨を選ぶときのように、見てるいだけでワクワク・ドキドキ。お菓子を買うのって、どうしてこんなにも楽しくなるのでしょう。

さて、最近ではネーミングも含めて、おもしろいお菓子が増えているように感じます。

ネタのような笑えるもの。大人向けのスタイリッシュなもの。海外のお菓子のようなオシャレなものなど、見ているだけでもワクワクしてしまいます。映えるパッケージは、それだけでSNSに投稿されることも多いですよね。

写真にある岩塚製菓さんの『バンザイ山椒』は、その見た目の緩さや中身のテトラパックの可愛さから、SNSにも多く投稿されているのを見ました。味はもちろん大切ではありますが、最初に手に取るためには見た目のインパクトも必要。購入されないことには、どれだけおいしくても食べてもらえないですものね。ちなみに『バンザイ山椒』は、山椒のピリッとぐあいがおいしかったです。お酒のつまみにピッタリ!

また明治さんの『ザ・チョコレート』は、海外チョコのようなオシャレなパッケージが特徴。高級感を前面に出したビターなチョコレートです。食べたことがなくても、見たことがある人は多いのではないでしょうか? 一時期、イラストを描いたパッケージが流行りましたが、これもまたパッケージ映えのひとつの成功例なのだと思っています。

こんなふうにパッケージについてつらつらと考えているとき、『フードニュース2021年4月号』におもしろい記事を発見しました。山星屋さんが運営する「お菓子と、わたし」というWEBメディアで、「第1回ビスケットアカデミー賞2021」が行われたというものです。

その名の通り、数あるビスケット菓子から、様々な部門ごとに、一般投票で1位を決めるというものです。「おつまみ部門」に「Health&Beauty部門」、ビスケットをアレンジする「レシピ部門」…など。その中でも気になったのが、「衣装デザイン部門」です。

最初、「衣装デザイン」とは、そのビスケットをイメージした服装を競う部門かと思いましたが、それはまさにパッケージそのもののことだったのです。パッケージ=衣装デザインというところが、なんともオシャレで遊び心がありますよね。また部門としての受賞対象になるほどに、現在、多種多様なパッケージのお菓子が、個性を競い合っているのだと感じました。

ちなみに、「衣装デザイン部門」の第一位は、東ハトさんの『チョコメリゼ贅沢珈琲』。残念ながら「贅沢珈琲」はなかったので、「濃厚カカオ」をチョイスして購入してみましたが、チョコ色のパッケージのビスケットからは、たっぷりチョコがコーティングされていることに期待が膨らみます。実際、薄めのパリパリビスケットに、期待を裏切らないチョココーティングが! 甘党にはたまらないおいしさでした。

今回は、だいぶ私の趣味に走った記事になりましたが、やっぱりお菓子は楽しいのが一番ですよね! 一周回って昔ながらのパッケージのお菓子を楽しむのもよし。ネタになりそうな新しいものに挑戦するのもよし。食べるだけじゃなくて、見た目から楽しめるお菓子を期待して、今日もお菓子売り場を散策しようと思います。


倉田もなか(ライター)

ゲームのシナリオをメインにライター活動を行う。

甘い物に目がなく、食べることが好き。仕事のお供にチョコは欠かせない。

最近、ピリッと辛い系のお菓子にハマってしまった。

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